2021-01-01から1年間の記事一覧
眉毛の白く延びるまで、生きているつもりはない。が、それまでの身の危険は何とかして御免被りたいと願うものだ。 予防接種の順番待ちをする間、当日余った分をすぐに打って貰えるように、普段滅多に行かないかかりつけ医にも連絡して、有れば電話して貰える…
物心ついた頃のことを思い出してみる。と言っても、物心がついたのはつい2、3日前の事だから、あまりに卑近すぎてよくわからない。ただ、自分が未だに、今自分が着ている服を着ているものが何なのかよく分からない、という事を考えているーーという事は、散…
物心ついた頃のことを思い出してみる。と言っても、物心がついたのはつい2、3日前の事だから、あまりに卑近すぎてよくわからない。ただ、自分が未だに、今自分が着ている服を着ているものが何なのかよく分からない、という事を考えているーーという事は、散…
物心ついた頃のことを思い出してみる。と言っても、物心がついたのはつい2、3日前の事だから、あまりに卑近すぎてよくわからない。ただ、自分が未だに、今自分が着ている服を着ているものが何なのかよく分からない、という事を考えているーーという事は、散…
例年4月の中旬から下旬にかけての2週間が、タケノコ外交のシーズンである。バラ科の桜の花が散り、二尺伸びたる薔薇の芽に雨がしとどに降った後、一日に二尺は平気で伸びるタケノコがそこら中から頭を覗かせるようになると、スーパーと言わず、何処からとも…
漸く桜の花が散って、清々したところに紅茶切れ、という思わしくない椿事が出来した。ボソボソと路肩に降り積もった蕊や赤茶けた花びらを集めて、トースターにでもかければ一服の代用品には勤まるかもしれないが、そこまでして花茶を飲みたいという気分では…
漸く桜の花が散って、清々したところに紅茶切れ、という思わしくない椿事が出来した。ボソボソと路肩に降り積もった蕊や赤茶けた花びらを集めて、トースターにでもかければ一服の代用品には勤まるかもしれないが、そこまでして花茶を飲みたいという気分では…
https://youtu.be/ndIFCY-r-qc適当というか,塩梅というか。実在しないものがこの世に現れる時というのは、得てして「木の股から産まれる」というような比喩が用いられる。けれども、木の股から生じるにせよ、それは木の中から芽生えるか、或いはそこに吹き…